英国イングランドMINTON(ミントン)/ HADDON HALL TRELLIS(ハドンホール トレリス)
カップ110x90xH58mm+ソーサー145x145x25mm
管理番号C351
MINTON(ミントン)の HADDON HALL TRELLIS(ハドンホール トレリス)のティーカップ&ソーサー。
ミントンの HADDON HALL ほど、世界に知られている絵柄はないのでは?と思うほど有名です。
HADDON HALLは、PEAK DISTRICT NATIONAL PARKの東、Bakewellにあります。
ワイ川渓谷を見下ろす小高い丘に建つチューダー様式の館で、この中世の館に掛けられていたタペストリーから、この絵柄が生まれています。
こちらはHADDON HALLのTRELLIS(トレリス)。
珍しい絵柄になります。
トレリスとは庭の建造物で、梯子状の屋根があるトンネルのようなスタイルをしたもので、
薔薇などの蔓植物を空間に誘引するために作られます。
ティーカップとソーサーの縁取りにあるデザインがトレリスのようです。
グリーンとピンクのカラーハーモニーが軽やかで楽しげです。
こうしたミントンも、なかなか手に入らないものになっていくのは残念です。
MINTON(ミントン)は、イングランドの陶器の町ストーク・オン・トレントで、トーマス・ミントンにより1793年に創業。彫刻師として技術を磨いてきたトーマス・ミントンは、スポードやウェッジウッドの銅板彫刻をしていましたが、自分自身の窯で製造から銅板転写までをしていきたいとの願いからミントン窯がスタートしました。世界にその名を轟かせたミントンですが、創業当時は小さい窯と小さな小屋が出発地点だったそうです。そののち上流階級、王族貴族たちを魅了するセーブルスタイルの上質な陶磁器でその地位を獲得していきます。「アフタヌーンティーの代名詞」や「ヴィクトリア女王に愛された陶磁器」の呼び名を持つまでに発展しますが、テーブルウエアだけでなく、実は素晴らしいフィギュアやタイルも製造しています。
そうした世界のミントンですが、時代の変化の中で2015年にウェッジウッド、ロイヤルドルトン、ロイヤルアルバートがフィンランド企業の傘下に入ったことから、同じグループに属していたミントンはその歴史に幕を下ろすことになりました。
生産国:英国
ブランド:MINTON
年代:2001年
シリーズ: HADDON HALL TRELLIS
サイズ:カップ110x90xH58mm+ソーサー145x145x25mm
刻印:FOUNDED MINTON 1793 HADDON HALL TRELLIS FINE BONE CHINA MADE IN ENGLAND 2001 MINTON
重さ:307g
コンディション:使用された形跡のないきれいな状態です。わずかに裏台座にこすれがあります。商品はヴィンテージになります。ご不明点がございましたらお問い合わせください。
*当店で販売するほとんどの商品はアンティークやブロカントの古いものです。
目立つダメージはできるだけ写真や文章で説明しておりますが、それ以外にも小さな傷や汚れがある場合がございます。アンティークの風合いや特性として予めご了承くださいませ。
*気をつけてみていますが、日中の太陽の光の元と夜の灯りの元では見え方が違い、気づかないダメージの見落としがある場合があるかも知れません。
*本来の色味や素材感がきちんと伝わるように自然光で撮影していますが、お使いのモニターにより実物と少し違うことがある場合があるかも知れません。
*アンティーク&ヴィンテージの商品は長い年月を経てきたものになります。経年の劣化は味わいとして商品の魅力となっています。新品を求められる方はご購入をお控えくださいませ。
*キズ、カケ、貫入がある場合、説明文と画像にてご案内していますので、ご承知の上でのご購入をお願いします。商品は人から人へと渡り継がれてきたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひとつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。説明文と画像でご案内していますキズ、カケ、貫入などのコンディションがキャンセルや返品の理由にならないことをご理解の上、お買い物をお願いいたします。
*Slow Timeが扱っている商品は時を経たものばかりです。ひとつひとつ職人が手で作り出したものは、釉薬のかけ方や量が微妙に異なったりと、同じお皿でも個体によって重さや状態が違います。それが手作りの魅力であり、生身の人間が関わっていることを教えてくれます。
<キズとは>カトラリーの跡など、製造後についたものを言います。
<カケとは>チップとも言いますが、主に縁が硬いものに当たって欠けたものを言います。
<黒点とは>窯で焼く時、窯内部にただよう灰などが付着して、そのまま焼かれたものを言います。
<貫入とは>器の表面に施された釉薬(ガラスの層)が、温度変化などでひび割れたような模様ができることを言います。味わいとして和の器ではわざと貫入を入れるように焼くものもあります。目で見えるものから目に見えない細かいものまで幅広くあり、陶器の価値を下げるものではなく、アンティークとしては魅力のひとつとなっています。ヒビは表面を手でなぞると引っ掛かりがありますが、貫入は釉薬の内部にできるのでなめらかです。
<ヒビ>衝撃によってのヒビや経年の温度変化で薄くはいるものまであります。
<シミ>貫入の中に入っているものを言います。
<窯キズ>焼き上げ時にお皿を金具で持ち上げる際についたもの。
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