フランス/ペクソンヌ(PEXONNE )FLEURS F.Fジャルディニエール デザート皿(本体5900/税込6490)
205×205×H25mm
管理番号D125
フランスから到着しましたペクソンヌのデザート皿。
絵柄はジャルディニエール です。
サンタマンやサルグミンヌでよく目にする絵柄ですが、
ペクソンヌは初めての出会いです。
ペクソンヌも作っていたのですね。
ジャルディニエールは多くの窯が器に採用してきた絵柄です。
今を盛りに生命力を、色、形、香りで発揮する庭をテーマとしています。
フランス北東部のロレーヌ地方のペクソンヌで1836年に、ニコラス・フェナルが始めたペクソンヌ窯。ニコラス亡き後は、彼の息子と甥たちが引き継ぎ(刻印は、Fenal frères F F)大きく成長していきます。
こちらの刻印は F.F 。ニコラスの息子と甥たちが引き継いだ後に始まったF.F.PEXONNE (FENAL Frères)で、年代は1870〜1890年頃と思われますが、
非常につややかで、時を経ていることを忘れるほどの輝きです。
ペクソンヌ(PEXONNE)は、1719年、ペクソンヌにニコラス・フェナルが窯を始めます。近隣諸国との戦争が続いていた時代、金属類の不足から、ルイ14世は銀食器の使用禁止を命じたため、‘銀食器に代わるものをファイアンスで作りなさい’とロレーヌ地方の公爵がペクソンヌ村に窯を作らせたのが始まりです。1836年からニコラスが正式オーナーとなり、ニコラス亡き後は息子と甥たちが引き継ぎ(バックスタンプはFenal frères((F F))大きく成長していきます。ペクソンヌはリュネヴィル、ニダーヴィレー、サンクレモン、バドンヴィレーなど著名な窯がある場所でしたが、それらで活躍していた職人たちがペクソンヌに移ったことで、窯は大いに盛り上がります。そこで、ペクソンヌ フェナル兄弟(PEXONNE FENAL Freres)として成功を収めます。その後甥の一人のテオフィル・フェナルがバドンヴィレーに窯を開いて分窯。新しい手法を展開していくバドンヴィレーに注目が集まるようになり、次第にバドンヴィレーが優勢になっていきペクソンヌ窯は終わりを迎えることになります。
生産国 : フランス PEXONNE F.F.
窯:ペクソンヌ
年代 : 19世紀後期 (1870〜1890年頃 )
陶器シリーズ: FLEURS
サイズ : 205×205×H25mm
刻印:FLEURS F.F PEXONNE
重さ :272g
コンディション : 貫入は見当たりません。表面はわずかに小傷がありますが、とてもつややかで美しい状態です。
当店で販売するほとんどの商品はアンティークやブロカントの古いものです。目立つダメージはできるだけ写真や文章で説明しておりますが、それ以外にも小さな傷や汚れがある場合がございます。また、同じお皿でも個体によって状態が違いますので、平たい場所に置いた際にガタつきがある場合があります。アンティークの風合いや特性として予めご了承くださいませ。
日中と夜のライト下での確認作業では、それぞれ見え方が違い、見落としがある場合があります。細かい点について、ご質問がございましたら、1点1点細かく確認いたしますので、お買い物をされる前にお気軽にお問い合わせくださいますよう、お願いいたします。
*本来の色味や素材感がきちんと伝わるように自然光で撮影していますが、お使いのモニターにより実物と少し違うことがある場合があるかも知れません。
*アンティーク&ヴィンテージの商品は長い年月を経てきたものになります。経年の劣化は味わいとして商品の魅力となっています。新品を求めら
れる方はご購入をお控えくださいませ。
*キズ、カケ、貫入がある場合、説明文と画像にてご案内していますので、ご承知の上でのご購入をお願いします。商品は人から人へと渡り継がれ
てきたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべ
て、ひとつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。説明文と画像でご案内していますキズ、カケ、貫入などのコ
ンディションがキャンセルや返品の理由にならないことをご理解の上、お買い物をお願いいたします。
*Slow Timeが扱っている商品は時を経たものばかりです。ひとつひとつ職人が手で作り出したものは、釉薬のかけ方や量が微妙に異なったりと、
同じお皿でも個体によって重さや状態が違います。それが手作りの魅力であり、生身の人間が関わっていることを教えてくれます。
<キズとは>カトラリーの跡など、製造後についたものを言います。
<カケとは>チップとも言いますが、主に縁が硬いものに当たって欠けたものを言います。
<黒点とは>窯で焼く時、窯内部にただよう灰などが付着して、そのまま焼かれたものを言います。
<貫入とは>器の表面に施された釉薬(ガラスの層)が、温度変化などでひび割れたような模様ができることを言います。
味わいとして和の器ではわざと貫入を入れるように焼くものもあります。目で見えるものから目に見えない細かいものまで幅広くあ
り、陶器の価値を下げるものではなく、アンティークとしては魅力のひとつとなっています。ヒビは表面を手でなぞると引っ掛かりが
ありますが、貫入は釉薬の内部にできるのでなめらかです。
<ヒビ>衝撃によってのヒビや経年の温度変化で薄くはいるものまであります。
<シミ>貫入の中に入っているものを言います。
<窯キズ>焼き上げ時にお皿を金具で持ち上げる際、裏面に3箇所金具跡が残る部分など。
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