英国イングランド /Spode ブルーイタリアンボウル
107x107xH60mm
管理番号21998
ブルーイタリアンはSpodeが誇るベストセラーシリーズ。
古代ローマの風景を描きながら、縁取りには伊万里焼に見られるジャポニズムの影響が見られる、西洋と東洋の文化が見事に溶け合ったデザイン。
発表された1816年から今も変わらず、世界中にフアンを持つシリーズです。
貧しかった幼少期に丁稚奉公として陶器工房で働き出したのちのSpode創始者のジョサイア・スポードが、
長年の修行を経て、情熱を注いで生み出した作品です。
現代の目で見ても、いつも新鮮で最先端に感じる不思議な魅力を持つスポードのブルーイタリアンシリーズは、
和洋を問わず幅広い料理、ティータイムに活躍してくれます。
ひとつテーブルの上にあるだけで、場を華やかにして、心も潤してくれます。
こちらはスポード ブルーイタリアンのボウル。
ティーポットなどと揃えたい商品です。
キズ、カケなし、使用感のない美品です。
在庫は2点あります。
スポード(Spord)は、1770年陶芸家ジョサイア・スポードがストーク・オン・トレントに陶芸工業を開設。実際にはジョサイア・スポード幼少期から小さな陶器工房で丁稚奉公を始め、16歳の時、陶器の世界に身を埋める覚悟をします。就職した陶器工房でのちのウエッジウッドの創始者のジョサイア・ウェッジウッドが共同経営者として加わり、彼からも影響を受けていきます。いくつかの窯を歩きながら修行を重ね、1770年ごろから自らが焼いた陶器にSpodeの名前を入れるようになります。そこからSpode窯は1770年創業と呼ばれるようになっています。研究熱心なジョサイア・スポードは銅板転写技術による絵付け技術を開発し、さらにボーンチャイナを完成させるなど開発に力を注ぎながら、陶器と磁器の両方の長所を持つストーンウエアを完成させます。これにより1806年ジョージ4世より英国王室御用達としてロイヤル・ウォラントの称号を授かります。1833年には買収によってオーナーが変わリ、販路拡大に成功して英国を代表するブランドのひとつとなります。1843年頃にはボーンチャイナを超えるファインチャイナを完成させます。1847年に長年ともに共同経営をしてきたコープランド家がW・T・コープランドとして正式オーナーとなります。1863年にはコープランドの4人の息子が加わり、W・T・Copeland & sonsと改名。1970年にはコープラントが窯の権利を売却したことで、窯の名前はSpode.Ltdに復刻します。さまざまな時代のできごとや荒波を生き抜いてきたSpodeですが、現在は英国ポートメリオンの傘下になっています。世の中にネオクラシカルの流行が現れた時代、上流階級はネオクラシカルに向かっていても、一般家庭はこれまで上流社会のものだったブルー&ホワイトを求めている、今まで手が出なかったブルー&ホワイトを一般家庭に届けようと、1816年に発表した古代ローマを描いた‘ブルーイタリアン’は、ブルールームコレクションのひとつとして、200年を超えた現在も世界中で愛されている人気シリーズとなっています。
税込み2700円
生産国 : 英国
ブランド:Spode
シリーズ:Blue Italian
年代:現代
大きさ:107x107xH60mm
刻印:Spord Made in ENGLAND ITALIAN SPORDE DESIGN C.1816…
重さ:g
コンディション:美品です。ご不明点などがございましたらお問い合わせください。
*本来の色味や素材感がきちんと伝わるように自然光で撮影していますが、お使いのモニターにより実物と少し違うことがある場合があるかも知れま
せん。
*アンティーク&ヴィンテージの商品は長い年月を経てきたものになります。経年の劣化は味わいとして商品の魅力となっています。新品を求められ
る方はご購入をお控えくださいませ。
*キズ、カケ、貫入がある場合、説明文と画像にてご案内していますので、ご承知の上でのご購入をお願いします。商品は人から人へと渡り継がれて
きたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひ
とつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。説明文と画像でご案内していますキズ、カケ、貫入などのコンディシ
ョンがキャンセルや返品の理由にならないことをご理解の上、お買い物をお願いいたします。
*Slow Timeが扱っている商品は時を経たものばかりです。ひとつひとつ職人が手で作り出したものは、釉薬のかけ方や量が微妙に異なったりと、同
じお皿でも個体によって重さや状態が違います。それが手作りの魅力であり、生身の人間が関わっていることを教えてくれます。
<キズとは>カトラリーの跡など、製造後についたものを言います。
<カケとは>チップとも言いますが、主に縁が硬いものに当たって欠けたものを言います。
<黒点とは>窯で焼く時、窯内部にただよう灰などが付着して、そのまま焼かれたものを言います。
<貫入とは>器の表面に施された釉薬(ガラスの層)が、温度変化などでひび割れたような模様ができることを言います。
味わいとして和の器ではわざと貫入を入れるように焼くものもあります。目で見えるものから目に見えない細かいものまで幅広くあり、
陶器の価値を下げるものではなく、アンティークとしては魅力のひとつとなっています。ヒビは表面を手でなぞると引っ掛かりがありま
すが、貫入は釉薬の内部にできるのでなめらかです。
<ヒビ>衝撃によってのヒビや経年の温度変化で薄くはいるものまであります。
<シミ>貫入の中に入っているものを言います。
<窯キズ>焼き上げ時にお皿を金具で持ち上げる際、裏面に3箇所金具跡が残る部分など。
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