フランス/ロンウィー(LONGWY)LORRAIN ロラン たんぽぽのディナープレート「A」250×250×H30mm/ 管理番号001

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フランス/ロンウィー(LONGWY)LORRAIN (ロラン)たんぽぽのディナープレート「A」
250×250×H30mm
管理番号001

130年超えのロンウィー の美しいお皿が到着しました。
使いこなされたシャビーなお皿です。時代を感じる風貌がとても美しいです。

ロンウィーは、リュクセンブルグとベルギー国境に近いロレーヌ地方の町です。
ロレーヌ地方と言えば、クレイユとモントローが始めた名窯ファイアンスリーの他、サルグミンヌ、リュネヴィル、サンクレマンなどの有名窯が集まる地域でした。そうした激戦区でロンウィーは1875年からロンウィーエナメル(七宝焼)を始め、世界にその名を轟かせてきました。

とてもフランスらしいこちらのお皿。
縁取りが広めにとられていて平らではありませんが、スープ皿のような深みではなく、軽やかな深さとなっています。
縁取りから内側に下がるアザミのガーランドがあり、次に内側から縁取りに向けて立ち上がる花のレリーフがあり、それらが交互に並んでいます。
光が当たった時の陶器の波がとても美しく見入ってしまう作品になっています。

刻印は、シリーズ名のロラン‘LORRAIN ’が刻まれています。
ロランは、‘ロレーヌ地方の人’、形容詞では‘ロレーヌ地方の‘の意味があります。
刻印の王冠のエンブレムから、1900年頃のものと思われます。

表面の縁取りにカケ(画像17枚目から19枚目)カトラリー跡(画像20枚目)、内面のシミ(画像1枚目)、裏面のシミ(画像10枚目から15枚目)があり、全体にシャビーな雰囲気になっています。縁取りには汚れとスレ(画像16枚目)があります。

ロンウィー(LONGWY)は、北フランスロレーヌ地方のロンウィに1798年創業。シャルル・レ・ニエが古い修道院の中に作陶の窯を作ったのが始まりです。1810年のナポレオン戦争時、ドイツ軍による市内包囲によって工場は活動停止し困窮しますが、ルクセンブルクのヴィレロイ&ボッホ創始者の親戚にあたるジャン・アントワーヌ・ド・ノトームが窯を買い取り、経営を引き継ぎます。1800年半ばにはロンウィーエナメルと呼ばれるエナメル陶器の生産を始め、陶器ブランドとしてその地位を獲得。1900年には初期アールデコ陶器を制作したりと精力的に生産を続けている会社です。
税込み6500円

生産国 : フランス
ブランド:ロンウィー(LONGWY)
年代 : 20世紀初頭頃(1900年頃)
陶器シリーズ: LORRAIN
サイズ : A 250×250×H30mm B 255×255×H30mm
刻印:LONGWY LORRAIN
重さ::A477g B468g
コンディション :表面の縁取りにカケ(画像17枚目から19枚目)カトラリー跡(画像20枚目)、内面のシミ(画像1枚目)、裏面のシミ(画像10枚目から15枚目)があり、全体にシャビーな雰囲気になっています。縁取りには汚れとスレ(画像16枚目)があります。
各写真と説明をご確認ください。商品はアンティーク品になりますので、経年劣化、キズ、シミ、汚れなどがあります。ご不明点などがございましたらお問い合わせください。




*本来の色味や素材感がきちんと伝わるように自然光で撮影していますが、お使いのモニターにより実物と少し違うことがある場合があるかも知れま
せん。

*アンティーク&ヴィンテージの商品は長い年月を経てきたものになります。経年の劣化は味わいとして商品の魅力となっています。新品を求められ
る方はご購入をお控えくださいませ。

*キズ、カケ、貫入がある場合、説明文と画像にてご案内していますので、ご承知の上でのご購入をお願いします。商品は人から人へと渡り継がれて
きたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひ
とつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。説明文と画像でご案内していますキズ、カケ、貫入などのコンディシ
ョンがキャンセルや返品の理由にならないことをご理解の上、お買い物をお願いいたします。

*Slow Timeが扱っている商品は時を経たものばかりです。ひとつひとつ職人が手で作り出したものは、釉薬のかけ方や量が微妙に異なったりと、同
じお皿でも個体によって重さや状態が違います。それが手作りの魅力であり、生身の人間が関わっていることを教えてくれます。

<キズとは>カトラリーの跡など、製造後についたものを言います。
<カケとは>チップとも言いますが、主に縁が硬いものに当たって欠けたものを言います。
<黒点とは>窯で焼く時、窯内部にただよう灰などが付着して、そのまま焼かれたものを言います。
<貫入とは>器の表面に施された釉薬(ガラスの層)が、温度変化などでひび割れたような模様ができることを言います。
味わいとして和の器ではわざと貫入を入れるように焼くものもあります。目で見えるものから目に見えない細かいものまで幅広くあり、
陶器の価値を下げるものではなく、アンティークとしては魅力のひとつとなっています。ヒビは表面を手でなぞると引っ掛かりがありま
すが、貫入は釉薬の内部にできるのでなめらかです。
<ヒビ>衝撃によってのヒビや経年の温度変化で薄くはいるものまであります。
<シミ>貫入の中に入っているものを言います。
<窯キズ>焼き上げ時にお皿を金具で持ち上げる際、裏面に3箇所金具跡が残る部分など。

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