ドイツ/ROSENTAL(ローゼンタール)Classic (クラシック)シュガーポット/管理番号D6413

2,400円(税込2,640円)

ドイツ/ROSENTAL(ローゼンタール)Classic クラシック)シュガーポット
150x100xH125mm

管理番号D6413

ROSENTAL(ローゼンタール)Classic(クラシック)シリーズのシュガーポット。
白一色ですが、繊細なレリーフが全体に施されていて優美です。
優しく明るいアイボリー色にも癒されます。

ローゼンタールは1879年にドイツのバイエルン州セルブで、フィリップ・ローゼンタールによって創業。ナチス政権下での荒波に揉まれながら、1961年にローゼンタール2世によってローゼンタールスタジオハウスが始まり、新しいスタイルで製造が始まりました。現在はイタリアの会社が買い取り、工場を動かしているようです。

創業からすぐに、ドイツで最も高品質なテーブルウエアとして飛躍し、名のある窯を吸収しながら拡大し、その名を欲しいまましたローゼンタールですが、ユダヤのルーツを持つ家系だったため、ナチス政権下でもがき、時代の波に動かされながら様々な変化を経験し、今度はウエッジウッドグループに吸収されましたが、ウエッジウッドグループの倒産とともに2009年、ローゼンタール自身もその幕を下ろしています。現在はローゼンタールの名前を用いた形で、著名なデザイナーによる斬新なテーブルウエアがイタリアの会社によって管理されて製造されているようです。
そうしたローゼンタールの本来のテーブルウエアと思われるものがこちらです。

ただ、刻印がGeamanyとあるので、1990年以降のドイツ統合の後ではなく、
ドイツが分裂する以前の1948年以前のものと思われるのですが、1961年以降はデザイナーによる作陶となっているため、このスタイルの作陶は古い時代のものと思われます。それにしても貫入もなく、コンディションは素晴らしく良好なので、古い時代のローゼンタールの復刻版で、Geamany刻印が使われた1990年以降2009年の終了時までの間と思われます。

生産国:ドイツ
ブランド:ROSENTAL
年代:おそらく1990年〜2009年頃
サイズ:150x100xH125mm
刻印:ROSENTAL  GERMANY CLASSIC
重さ:271g
コンディション:使われた形跡のない、とてもきれいな状態です。コンディションは良好です。




*ご紹介していますアンティーク商品は、食器としてではなく、デコレーション用として輸入が認められていますことをご承知おきくださいませ。

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*Slow Timeが扱っている商品は時を経たものばかりです。ひとつひとつ職人が手で作り出したものは、釉薬のかけ方や量が微妙に異なったりと、同じお皿でも個体によって重さや状態が違います。それが手作りの魅力であり、生身の人間が関わっていることを教えてくれます。

<キズとは>カトラリーの跡など、製造後についたものを言います。
<カケとは>チップとも言いますが、主に縁が硬いものに当たって欠けたものを言います。
<黒点とは>窯で焼く時、窯内部にただよう灰などが付着して、そのまま焼かれたものを言います。
<貫入とは>器の表面に施された釉薬(ガラスの層)が、温度変化などでひび割れたような模様ができることを言います。味わいとして和の器ではわざと貫入を入れるように焼くものもあります。目で見えるものから目に見えない細かいものまで幅広くあり、陶器の価値を下げるものではなく、アンティークとしては魅力のひとつとなっています。ヒビは表面を手でなぞると引っ掛かりがありますが、貫入は釉薬の内部にできるのでなめらかです。
<ヒビ>衝撃によってのヒビや経年の温度変化で薄くはいるものまであります。
<シミ>貫入の中に入っているものを言います。
<窯キズ>焼き上げ時にお皿を金具で持ち上げる際についたもの。

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