フランス/サンタマン(Saint Amand)蛇頭ハンドルの真っ白ピシェ/管理番号D11131

17,890円(税込19,679円)

フランス/サンタマン(Saint Amand)蛇頭ハンドルの真っ白ピシェ
115x175xH180mm

管理番号D11131

フランス/サンタマン(Saint Amand)の美しいピシェ。
大き口広がる注ぎ口が優雅です。
注ぎ口の広がりと、きゅっと口で掴んだ蛇頭のハンドルとのバランスが素敵です。
刻印は、A.Lebacqz M.Bouchart。
フランス北部の窯元で、1892年にAlbert Lebacqz とMaurice Bouchartによって設立。1923年にサントゥ・アマンディノワーズと合併しています。
刻印の下部長方形内にサンタマン・レ・ゾーとあり。
刻印の年代は20世紀初頭。
ピシェの内部にうっすら青味が見え、鮮やかな白を実現するために、青い釉薬が先にかけられているようです。
注ぎ口にごく微細なラインがありますが、全体的にはとても良い状態です。

生産国:フランス
窯:A.Lebacqz M.Bouchart(サンタマン・レ・ゾー)
年代: 20世紀初頭
大きさ:115x175xH180mm
刻印:A.Lebacqz M.Bouchart
重さ:850g
コンディション:細かな貫入があり、部分的にうっすらシミがあります。ピシェ内部底に窯キズの灰粒点(最後から2枚目の画像)があり、裏面高台に経年のスレ汚れがあります。広口の端に微細なライン(最後の画像)がありますが、全体的には良好なコンディションです。
当店でご紹介しています、ほとんどの商品はアンティークやブロカントの古いものです。目立つダメージはできるだけ写真や文章で説明しておりますが、それ以外にも小さなキズや汚れがある場合があります。日中と夜のライト下での確認作業では、それぞれ見え方が違い、見落としがある場合があります。細かい点について、ご質問がございましたら、1点1点細かく確認いたしますので、お買い物をされる前にお気軽にお問い合わせくださいますよう、お願いいたします。


サンタマン(Saint Amand)は、フランス北部、ベルギーに近いノール県のサンタマン・レゾー(Saint-Amand-les-Eaux)に、ニコラス・デムウティエールよって1705年に創業。スカーぺ川の粘土を採取、近くの森から窯のために木材を得て、完成した陶器はスカーぺ川で運ぶことができると言う陶器制作に恵まれた土地で、ファイアンス焼きを始めます。花や動物の絵柄や伝統的なブルー&ホワイトの作品が作られていきました。その後、さまざまなオーナー遍歴を繰り返し、またフランス革命によって工場が閉鎖するなど時代の波をくぐり抜けながら、1928年ムーラン・デ・ル・アマージュと名前を変更。1944年にはさらに、ムーランデルー(Moulin des loups)と名前を変更します。このとき会社は国内に5カ所展開していましたが、時代の変化に応じながら1952年からひとつずつ工場を閉鎖し、1962年には最後の工場を閉鎖してその歴史に幕を降しました。様々な遍歴を繰り返してきたためさまざまな作風と多くの刻印が存在します。現在では作陶の起源である地名の名前を取って総称してサンタマン=レゾーの陶器と呼ばれています。現在のアンティーク市場では1880年以降の作品が主となっています。



*当店でご紹介のほとんどの商品はアンティークやブロカントの古いものです。
目立つダメージはできるだけ写真や文章で説明しておりますが、それ以外にも小さなキズや汚れがある場合があります。アンティークの風合いや特性として予めご了承くださいませ。

*ご紹介していますブロカント&アンティーク商品は、食器としてではなく、デコレーション用として輸入が認められていますことをご承知おきくださいませ。

*気をつけてみていますが、日中の太陽の光の元と夜の灯りの元では見え方が違い、気づかないダメージの見落としがある場合があるかも知れません。

*本来の色味や素材感がきちんと伝わるように自然光で撮影していますが、お使いのモニターにより実物と少し違うことがある場合があるかも知れません。

*アンティーク&ヴィンテージの商品は長い年月を経てきたものになります。経年の劣化は味わいとして商品の魅力となっています。新品を求められる方はご購入をお控えくださいませ。

*商品は人から人へと渡り継がれてきたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひとつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。

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