フランス/ムーラン・デ・ル・アマージュ(Moulln des Loups&HAMAGE)優しい象牙色のスーピエール
285×233xH160mm
管理番号E1015/2
ムーラン・デ・ル・アマージュの象牙色のスーピエール。
気持ちがほっと安らぐ色合いです。
貫入があり、貫入内に柔らかくシミが浮かぶ、美しい枯れ具合です。
オブジェのように飾りたい味わいがあります。
ボトムのみになります。
年代は1928年から1940年。
ムーラン・デ・ル・アマージュ (Moulln des Loups&HAMAGE)の始まりはサンタマンです。サンタマンによく見る風車の刻印があります。
サンタマンは1928年にムーラン・デ・ル・アマージュと名前を変え、さらに1944年にはムーランデルーと名前を変えています。
生産国 : フランス
窯:Moulln des Loups&HAMAGE
年代:20世紀初期
サイズ : 285×233xH160mm
刻印:Moulln des Loups&HAMAGE NORD
重さ: 1471g
コンディション:縁取りに目立たないカケ(最後の画像2枚)があり、側面にスレ汚れ(最後から3枚目の画像)、裏面高台に経年の汚れとカケ(最後から4枚目の画像)があり、内部底に貫入内のシミ(最後から5枚目の画像)があります。味わいのある姿になっています。
当店でご紹介しています、ほとんどの商品はアンティークやブロカントの古いものです。目立つダメージはできるだけ写真や文章で説明しておりますが、それ以外にも小さなキズや汚れがある場合があります。日中と夜のライト下での確認作業では、それぞれ見え方が違い、見落としがある場合があります。細かい点について、ご質問がございましたら、1点1点細かく確認いたしますので、お買い物をされる前にお気軽にお問い合わせくださいますよう、お願いいたします
ムーラン・デ・ル・アマージュ(Moulln des Loups&HAMAGE)
サンタマン(Saint Amando)がフランス北部、ベルギーに近いノール県のサンタマン・レゾー(Saint-Amand-les-Eaux)に、ニコラス・デムウティエールよって1705年に創業。スカーぺ川の粘土を採取、近くの森から窯のために木材を得て、完成した陶器はスカーぺ川で運ぶことができると言う陶器制作に恵まれた土地で、ファイアンス焼きを始めます。花や動物の絵柄や伝統的なブルー&ホワイトの作品が作られていきました。その後、さまざまなオーナー遍歴を繰り返し、またフランス革命によって工場が閉鎖するなど時代の波をくぐり抜けながら、1928年ムーラン・デ・ル・アマージュと名前を変更。1944年にはさらに、ムーランデルーと名前を変更します。このとき会社は国内に5カ所展開していましたが、時代の変化に応じながら1952年からひとつずつ工場を閉鎖し、1962年には最後の工場を閉鎖してその歴史に幕を降しました。様々な遍歴を繰り返してきたためさまざまな作風と多くの刻印が存在します。現在では作陶の起源である地名の名前を取って総称してサンタマン=レゾーの陶器と呼ばれています。現在のアンティーク市場では1880年以降の作品が主となっています。
*当店でご紹介のほとんどの商品はアンティークやブロカントの古いものです。
目立つダメージはできるだけ写真や文章で説明しておりますが、それ以外にも小さなキズや汚れがある場合があります。アンティークの風合いや特性として予めご了承くださいませ。
*ご紹介していますブロカント&アンティーク商品は、食器としてではなく、デコレーション用として輸入が認められていますことをご承知おきくださいませ。
*気をつけてみていますが、日中の太陽の光の元と夜の灯りの元では見え方が違い、気づかないダメージの見落としがある場合があるかも知れません。
*本来の色味や素材感がきちんと伝わるように自然光で撮影していますが、お使いのモニターにより実物と少し違うことがある場合があるかも知れません。
*アンティーク&ヴィンテージの商品は長い年月を経てきたものになります。経年の劣化は味わいとして商品の魅力となっています。新品を求められる方はご購入をお控えくださいませ。
*商品は人から人へと渡り継がれてきたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひとつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。