フランス /サン・クレマン(St Cle'ment)可愛い小皿「B」
155×155×H18mm
管理番号F518/25
サン・クレマン(St Cle'ment)の可愛い小皿。
1枚1枚手描きされています。
温かみのあるクリーム色の皿地には中央にカントリーサイドの絵と
縁取りは楽しげなガーランドが囲っています。
裏面端にカケ(表に影響していません)がありますが、
使用された形跡のない、とても良いコンディションです。
サン・クレマン(St Cle'ment)は、リュネヴィルが始めた窯です。
この刻印は、1981年から1999年の間と思います。
サン・クレマン(St Cle'ment)はリュネヴィル の窯でしたが、その後、所有者が変わるごとに刻印などにも変化があります。リュネヴィルが1981年に生産を終えてから、サン・クレマン(St Cle'ment)窯が閉鎖するまでの期間と思います。
貴重なサン・クレマン(St Cle'ment)刻印のお皿になります。
食品監視課の指導により、食器の取り扱いを停止しています。
観賞用、デコレーションとしてご紹介しています。
生産国 : フランス
ブランド:St Cle'ment
年代 :1981〜1999年頃と思われます。
サイズ :155×155×H18mm
刻印:St Cle'ment France
重さ 167g
コンディション :使用感のない素晴らしいコンディションですが、裏面端にカケ(表に影響していません)があります。最後の画像。
ご紹介しています、ほとんどの商品はアンティークやブロカントの古いものです。目立つダメージはできるだけ写真や文章で説明しておりますが、それ以外にも小さなキズや汚れがある場合があります。日中と夜のライト下での確認作業では、それぞれ見え方が違い、見落としがある場合があります。細かい点について、ご質問がございましたら、1点1点細かく確認いたしますので、お買い物をされる前にお気軽にお問い合わせくださいますよう、お願いいたします
サン・クレマン(St Cle'ment)は、ロレーヌ地方のムルト・エ・モゼル県リュネヴィルで1728年にジャック・ジャンブレットがリュネヴィル(Luneville)窯を始めます。
リュネヴィルから東に12kmほどの、サンクレマンで採れる粘土を元に製陶をしていたことから、1958年には第2工場としてサン・クレマン(St Cle'ment)でも窯を始めます。
ルイ15世スタイルのデザインを取り入れた作陶が人気を呼び、ルイ16世時代にはマリーアントワネットのトリアノンのために作品を作っています。
そこから、ロイヤルサプリエの称号を受けり世界的な評価を得て活躍します。
ジャック亡き後、ドイツ出身のケラー(Kellen)ファミリーと友人ゲラン(Guerin) ファミリーが経営を引き継ぎ、刻印はLuneville K&Gとなります。チューリップやバラなどの花々や、鳥や動物などが描かれた温かく優しい絵柄をはじめ、シノワズリやアール・ヌーヴォーなどの流行のデザインも取り入れて、フランス国内のみならず、ヨーロッパ中に輸出されるようになります。
それでも世界の変化とともに、1922年にはバドンヴィレが工場を買収し合併します。さらに1979年にはサルグミンヌと合併しています(この時の刻印はLuneville-St Clement)。その後、1981年にリュネヴィル窯は生産を停止。サンクレマン工場は1999年に生産を停止、その歴史に幕を降すことになります。
*ご紹介しています、ほとんどの商品はアンティークやブロカントの古いものです。目立つダメージはできるだけ写真や文章で説明しておりますが、それ以外にも小さなキズや汚れがある場合があります。アンティークの風合いや特性として予めご了承くださいませ。
*ご紹介していますブロカント&アンティーク商品は、食器としてではなく、デコレーション用として輸入が認められていますことをご承知おきくださいませ。
*気をつけてみていますが、日中の太陽の光の元と夜の灯りの元では見え方が違い、気づかないダメージの見落としがある場合があるかも知れません。
*本来の色味や素材感がきちんと伝わるように自然光で撮影していますが、お使いのモニターにより実物と少し違うことがある場合があるかも知れません。
*アンティーク&ヴィンテージの商品は長い年月を経てきたものになります。経年の劣化は味わいとして商品の魅力となっています。新品を求められる方はご購入をお控えくださいませ。
*商品は人から人へと渡り継がれてきたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひとつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。