オランダ/ペトリュス・レゴー( Petrus regout)の深い青が印象的なディナー皿/管理番号123

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オランダ ペトリュス・レゴー( Petrus regout)の深い青が印象的なのディナープレート(本体6300円/税込6930円) 260×260×H28mm
管理番号123

藍色に近い、深い青色が印象的なオランダ ペトリュス・レゴーのディナープレート。

今はなき古窯の貴重なプレートです。

中世らしい風景の中、畑仕事の手を止めて女性が何かメッセージを受け取っているような光景です。
後方では豊かに麦が実り、収穫の季節を迎えています。

そうした風景を取り囲むのは美しい花々の縁取りです。
このお皿の一番素敵な部分だと思います。
時代は刻印から1836年から1870年頃代になります。
とてもレアなプレートになります。

ペトリュス・レゴー( Petrus regout)は、1834年にペトリュス・ローレンティウス・レゴーによって、オランダを代表とする古窯が集まるマートリヒトで生まれた窯です。
1879年頃から、マートリヒトにあるヴェシャルテルト城の入り口に置かれたシンボル的なスフィンクス像から刻印をスフィンクスとしています。1899年にはペトリュスの子供たちが経営に加わり、社名をDe Sphinx v / h Petrus Regout&Coにし、より生産性を高めていきます。その後1914〜18年の第一次世界大戦によりガラス工場は閉鎖、会社は製陶工場としてその後も続けられます。1958年にはライバル会社と合併し、社名をNV Sphinx-Céramiqueと変更。
その後1960年に王室からロイヤルの称号を授かり、社名をRoyal Sphinxとし活躍を続けますが、1970年頃からさまざまな方向に経営を分離し、それらが海外の会社に買収されたり傘下に入ったりと荒波にもまれながら2008年にその歴史を閉じています。

生産国 : オランダ
窯:Petrus regout
年代 : 1800年代
サイズ : 26×26×H28mm
刻印: RUTH & BUAZ PETRUS REG0UT P REGOLT MAASTRICHT
重さ:518 g
コンディション :表面にカトラリー跡がありますが、それ以外のキズ、カケも見あたりません。写表面に製造時の黒点が1点あります。裏面にはインクのにじみがありますが、全体的なコンディションはとても良いと思います。写真にてご確認ください。
当店で販売するほとんどの商品はアンティークやブロカントの古いものです。目立つダメージはできるだけ写真や文章で説明しておりますが、それ以外にも小さなキズや汚れがある場合がございます。また、同じお皿でも個体によって状態が違いますので、平たい場所に置いた際にガタつきがある場合があります。アンティークの風合いや特性として予めご了承くださいませ。
日中と夜のライト下での確認作業では、それぞれ見え方が違い、見落としがある場合があります。細かい点について、ご質問がございましたら、1点1点細かく確認いたしますので、お買い物をされる前にお気軽にお問い合わせくださいますよう、お願いいたします。


*本来の色味や素材感がきちんと伝わるように自然光で撮影していますが、お使いのモニターにより実物と少し違うことがある場合があるかも知れません。
*アンティーク&ヴィンテージの商品は長い年月を経てきたものになります。経年の劣化は味わいとして商品の魅力となっています。新品を求められる方はご購入をお控えくださいませ。
*キズ、カケ、貫入がある場合、説明文と画像にてご案内していますので、ご承知の上でのご購入をお願いします。商品は人から人へと渡り継がれて きたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひとつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。説明文と画像でご案内していますキズ、カケ、貫入などのコンディションがキャンセルや返品の理由にならないことをご理解の上、お買い物をお願いいたします。
*Slow Timeが扱っている商品は時を経たものばかりです。ひとつひとつ職人が手で作り出したものは、釉薬のかけ方や量が微妙に異なったりと、同じお皿でも個体によって重さや状態が違います。それが手作りの魅力であり、生身の人間が関わっていることを教えてくれます。
<キズとは>カトラリーの跡など、製造後についたものを言います。
<カケとは>チップとも言いますが、主に縁が硬いものに当たって欠けたものを言います。
<黒点とは>窯で焼く時、窯内部にただよう灰などが付着して、そのまま焼かれたものを言います。
<貫入とは>器の表面に施された釉薬(ガラスの層)が、温度変化などでひび割れたような模様ができることを言います。 味わいとして和の器ではわざと貫入を入れるように焼くものもあります。目で見えるものから目に見えない細かいものまで幅広くあり、 陶器の価値を下げるものではなく、アンティークとしては魅力のひとつとなっています。ヒビは表面を手でなぞると引っ掛かりがありますが、貫入は釉薬の内部にできるのでなめらかです。
<ヒビ>衝撃によってのヒビや経年の温度変化で薄くはいるものまであります。
<シミ>貫入の中に入っているものを言います。
<窯キズ>焼き上げ時にお皿を金具で持ち上げる際、裏面に3箇所金具跡が残る部分など。

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