旧東ドイツヴィンテージ コルディッツ(Colditz)のデザート皿
190×190×H19mm
管理番号B36
コルディッツ(Colditz Porzellan社)は、旧東ドイツ(GDR)ザクセン州の、Colditz(コルディッツ)の町で創業した老舗陶器窯。
マイセンにも近く、陶器の町としての名を持つコルディッツに、VEB(VEBVolkseigener Betrib=国営企業) として始まりました。
コルディッツの食器は、かつてはミトローバの寝台、食堂車で使われ、
海外にも輸出されていたようです。こちらがその1枚。
コルディッツの食器は、華やかさや色鮮やかさなどを求めず、実用に徹する旧東ドイツを感じさせるような印象が多いように感じますが、こちらのお皿は一味違う感じです。
クリーム色の皿地に茶色で花々が描かれていて、どっしり静かで不思議な落ち着きを感じます。
東ドイツと西ドイツの壁が崩壊したのは1990年。
壁の崩壊とともに、コルディッツも歴史を閉じています。
正確な年代は不明ですが、20世紀初期から中期頃ではと思います。
裏面台座に経年のスレ汚れがありますが、そのほかのダメージはない良好なコンディションです。
非常にレアなプレートになります。
刻印にGDRとあるので(旧ドイツの英語表記)海外向けに輸出されたものになります。
税込み5300円
生産国 : 旧東ドイツ(GDR)
年代:20世紀初期から中期頃と思われます。
サイズ :190×190×H19mm
刻印:CP COLDITZ MADE IN GDR
重さ: 314g
コンディション : 裏面台座に経年のスレ汚れがありますが、そのほかのダメージはない良好なコンディションです。写真にてご確認ください。商品はヴィンテージ品になりますので、ご不明点などがございましたらお問い合わせください。
*本来の色味や素材感がきちんと伝わるように自然光で撮影していますが、お使いのモニターにより実物と少し違うことがある場合があるかも知れま
せん。
*アンティーク&ヴィンテージの商品は長い年月を経てきたものになります。経年の劣化は味わいとして商品の魅力となっています。新品を求められ
る方はご購入をお控えくださいませ。
*キズ、カケ、貫入がある場合、説明文と画像にてご案内していますので、ご承知の上でのご購入をお願いします。商品は人から人へと渡り継がれて
きたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひ
とつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。説明文と画像でご案内していますキズ、カケ、貫入などのコンディシ
ョンがキャンセルや返品の理由にならないことをご理解の上、お買い物をお願いいたします。
*Slow Timeが扱っている商品は時を経たものばかりです。ひとつひとつ職人が手で作り出したものは、釉薬のかけ方や量が微妙に異なったりと、同
じお皿でも個体によって重さや状態が違います。それが手作りの魅力であり、生身の人間が関わっていることを教えてくれます。
<キズとは>カトラリーの跡など、製造後についたものを言います。
<カケとは>チップとも言いますが、主に縁が硬いものに当たって欠けたものを言います。
<黒点とは>窯で焼く時、窯内部にただよう灰などが付着して、そのまま焼かれたものを言います。
<貫入とは>器の表面に施された釉薬(ガラスの層)が、温度変化などでひび割れたような模様ができることを言います。
味わいとして和の器ではわざと貫入を入れるように焼くものもあります。目で見えるものから目に見えない細かいものまで幅広くあり、
陶器の価値を下げるものではなく、アンティークとしては魅力のひとつとなっています。ヒビは表面を手でなぞると引っ掛かりがありま
すが、貫入は釉薬の内部にできるのでなめらかです。
<ヒビ>衝撃によってのヒビや経年の温度変化で薄くはいるものまであります。
<シミ>貫入の中に入っているものを言います。
<窯キズ>焼き上げ時にお皿を金具で持ち上げる際、裏面に3箇所金具跡が残る部分など。
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