【1917年・WWI戦時下】フランスの伝統的な祝祭を祝う「Bonne Fe'te」アンティーク・ポストカード(FURIA製)/管理番号G88

1,500円

在庫状況  在庫1個売り切れ間近です

購入数

【1917年・WWI戦時下】フランスの伝統的な祝祭を祝う「Bonne Fe'te」アンティーク・ポストカード(FURIA製)14cmx9cm
管理番号G87

表面に美しい流麗な金文字で「Bonne Fe'te(祝日・お誕生日おめでとう)」と印刷された、1917年のポストカード。
大きなリボンを頭につけ、ピンクのカーネーションの可憐な花束を抱えて微笑む少女の姿が、当時の高度な手彩色(ハンドティント)技術によって淡くロマンチックに彩られています。右下にはコレクターに人気の高い「FURIA」ブランドのロゴが刻まれています。

裏面には「1917年2月15日」の日付とともに、カード全面にインクでびっしりと手書きメッセージが綴られています。

第一次世界大戦(WWI)の最中、前線から一時帰還(許可)した親族の様子などがリアルタイムで語られており、当時のフランス市民の暮らしと歴史の息吹をそのまま伝える、極めて資料的価値も高いドラマチックな1枚です。

場所: Auray(オレー)フランス西部、ブルターニュ地方モルビアン県にある実在する古い港町です。
日付: le 18 Fe'vrier 1917(1917年2月18日)
通し番号: 19e'me lettre.(19通目の手紙)戦時中は郵便が途中で紛失することが多かったため、無事に届いているか受取人が確認できるよう、このように「〇通目の手紙」と番号を振る習慣がありました。
字数が非常に多いため、書かれている重要なストーリーに沿ってピックアップしました。
【左側:お祝いとユーモア】Mon cher petit Oncle che'ri, Je profite de mon jeudi pour venir te souhaiter une bonne et heureuse fe'te comme j’ai vu sur le calendrier que c’e'tait le 1er Mars...Dans tes lettres tu nous dits que tu ris cinq minutes. Je trouve que ce n’est pas beaucoup, tu devrais rire au moins dix mais tu n’as pas beaucoup de temps...
「愛する大切な叔父さんへ。(学校や仕事が休みになる)木曜日を利用して、少し早いですがお祝いを伝えたくて書いています。カレンダーを見たら、3月1日があなたのお祝いの日(聖名祝日)だと知ったからです。あなたからの手紙に『毎日5分くらいは笑っているよ』と書かれていましたが、5分なんて少なすぎます!最低でも10分は笑うべきですよ。でも、きっと(前線では)そんな時間もあまりないのですね……」
【叔父さんの休暇と前線への帰還(戦時下の現実)】
Mardi soir Tonton Jean Baptiste est venu en permission et tante De'sire'e est venu l'accompagner...Tonton Jean est reparti hier au soir par le train des permissionnaires, a fait de la peine car on aime pas les voir repartir au front...
「火曜日の夜、ジャン=バティスト叔父さんが帰休(一時休暇:permission)でこちらに戻ってきて、デジレ叔母さんが彼に付き添ってやってきました。しかし、ジャン叔父さんは昨日の夜、帰休兵専用の列車(train des permissionnaires)で再び前線(front)へと出発してしまいました。彼らがまた戦場へ戻っていくのを見るのは、本当に辛く、胸が締め付けられる思いです……」
【右側日常の他愛もないお喋りと結び】
Je me suis pese'e et dedee je pe'se 57 livres 58 une livre de plus que moi... Je finis ma carte car plus de papier. Au revoir cher oncle... ta nie'ce qui t’aime...
「そうそう、私とデデ(親族の愛称)で体重を量ってみたの。私は57ポンドで、デデは58ポンド。デデの方が私より1ポンド重かったわ!もう書くスペース(紙)がなくなってしまったので、このカードを終わりにします。さようなら、大好きな叔父さん。あなたを愛する姪より、たくさんのキスを贈ります」

このカードが持つ歴史的ストーリー戦時下の「帰休(ペルミシオン)」。 第一次世界大戦中、泥沼の塹壕戦に疲弊した兵士たちを慰撫するため、フランス軍は「ペルミシオン」と呼ばれる一時帰郷の休暇制度を設けました。このカードには、叔父さんが束の間の休息を終え、再び命がけの前線行きの列車に乗り込むのを見送った家族の切ない悲しみがストレートに表現されています。
叔父さんを心配させまいと、「もっと笑って!」と冗談を言ったり、女の子同士の体重の話(※当時は古い単位のリーヴル/ポンドで数えていたようです)など、あえて普通の日常の他愛もない話をたくさん詰め込んで、戦地の叔父さんを元気づけようとしている姪っ子さんの優しさが溢れています。

これまでのカードの中でも、ひときわ戦争という歴史の現実に直面していた家族のドラマが色濃く残された、博物館級にエモーショナルな1枚です。状態: アンティーク品特有の風合い(味)をお楽しみください。

当店でご紹介しています、ほとんどの商品はアンティークやブロカントの古いものです。目立つダメージはできるだけ写真や文章で説明しておりますが、それ以外にも小さなキズや汚れがある場合があります。日中と夜のライト下での確認作業では、それぞれ見え方が違い、見落としがある場合があります。細かい点について、ご質問がございましたら、1点1点細かく確認いたしますので、お買い物をされる前にお気軽にお問い合わせくださいますよう、お願いいたします。

*商品は人から人へと渡り継がれてきたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひとつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。


レビューはありません。

こちらの商品が
カートに入りました

【1917年・WWI戦時下】フランスの伝統的な祝祭を祝う「Bonne Fe'te」アンティーク・ポストカード(FURIA製)/管理番号G88

【1917年・WWI戦時下】フランスの伝統的な祝祭を祝う「Bonne Fe'te」アンティーク・ポストカード(FURIA製)/管理番号G88

商品合計 点 円(税込)

または、今すぐ購入

Amazon Payで決済中です。

そのままお待ちください。
決済が完了すると、自動で画面が切り替わります。