【1919年パリ執筆・幸運の木靴】フランス アンティーク・ポストカード「木靴のゆりかごの赤ちゃんと新年の挨拶」名門Gloria製14cmx9cm
管理番号G96
表面の左側に、流麗なアール・ヌーヴォー調の書体で「Bonne Anne'e(あけましておめでとう)」と記された、1919年のポストカード。
フランスの伝統的な木靴「サボ(Sabot)」を象った大きなゆりかごから、白い大きなリボンをつけてちょこんと顔を覗かせる愛らしい赤ちゃん。
上部には冬の特別な植物であるヤドリギと白いリボンが飾られていて、モノクロ写真ならではの柔らかく幻想的な光が美しく表現されています。右下には世界的に人気の高い「Gloria」ブランドのロゴが刻まれています。
特筆すべきは裏面の素晴らしいメッセージ。
新年の直前である「1919年12月29日」にパリで執筆され、来る1920年に向けたお祝いと健康の願い、そして表面の「サボ(木靴)」の絵柄に掛けたウィットに富んだ言葉が美しいカリグラフィーで綴られています。
出産祝いや新年の特別なインテリアに最適な、ストーリー性溢れる逸品です。
Paris, 29 De'cembre 1919Avec l'an 1920 recevez mes souhaits de bonne anne'e, et parfaite sante' d'or, et la perspective d'un sabot tout comme + mes compliments au nouveau conseiller baisers a' tout Marry
1919年12月29日、パリにて。「1920年の新春を迎え、素晴らしい新年のお祝いと、完璧で輝かしい健康(フランス語の慣用表現で “sante' d'or” = 黄金の健康)をお祈りいたします」
「そして、(クリスマスの伝統のように)木靴(sabot)の中が贈り物でいっぱいになるような、たくさんの良い見通しがありますように」
「新しく(地方自治体などの)評議員(conseiller)になられた方へのお祝いの言葉を添えて。マリー(Marry)の家族みんなにキス(親愛の挨拶)を贈ります」
1文頭でわざわざ「1920年(l'an 1920)」と言及しているのが印象的です。戦争の苦難を乗り越え、後に「狂騒の20年代(Anne'es Folles)」と呼ばれる活気ある新しい時代への希望が感じられます。
フランスでは伝統的に、クリスマスの時期に暖炉の前に木靴(サボ)を置いておくと、サンタクロース(ペール・ノエル)が贈り物を入れてくれるという文化があります。年末の挨拶として「木靴が満たされるような豊かな年になりますように」という願いが込められています。
状態: アンティーク品特有の風合い(味)をお楽しみください。
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*商品は人から人へと渡り継がれてきたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひとつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。