フランスから届いた手書きの記憶/美しいカリグラフィーの公文書「1843年6月15日ルネ・アンリ・マリーの出生届」
管理番号G7
芸術的に美しいカリグラフィーの公文書。
大まかな内容はナント生まれの男の子の出生届です。
2つ折りのA4 サイズの1面にびっしり記載されています。
実用的な書類でありながら、まるでアートピースのような美しさを持つこの1枚。
職人の手によって緻密に綴られた文字の並びや、時を重ねてセピア色に変化した紙肌は、見る人を一瞬でヨーロッパの古いアトリエへと誘います。
1843年、ナント市の出生届登録簿からの抜粋。
1843年6月15日の正午(12時)、ナント市長(レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ)より委任された、下名たる身分登録官の前に、ナント市第5区ラ・フォス通り在住の弁護士、ルネ・ジャン=バティスト・シュヴァリエ氏(33歳)が出頭した。
同氏は、本日(6月15日)午前6時に、妻のアンリエット・マリー・ルイーズ・ギシェ(19歳)との間に自身の自宅で生まれた男児を提示し、その子にルネ・アンリ・マリー(René Henri Marie)という名を与えると申し出た。
この宣言および提示は、サン=レミ通り在住の土地所有者ルネ・シュヴァリエ氏(60歳)、およびロピタル河岸通り在住の商人アレクサンドル・ジョゼフ・ギシェ氏(24歳)の立ち会いのもとで行われ、父親および証人一同は、本証書の朗読ののち、我々(身分登録官)とともに署名した。
(登録簿の署名:シュヴァリエ、シュヴァリエ、ギシェ、および副市長・身分登録官 Cheguillaume)
民事裁判所書記課に保管されている登録簿と一致していることを証明する。
ナントにて、1863年5月30日交付。
裁判所書記官が署名。
印刷物には決して真似できない、当時の職人や書記官の息遣い、そしてひとつの家族の物語が、この1枚に静かに息づいています。
お気に入りのフレームに入れて壁に飾るだけで、空間に圧倒的な深みとアンティークならではの気品をもたらします。歴史の一片を、あなたの特別なコレクションや、お部屋のアクセントとして迎えてみませんか。
生産国 : フランス
サイズ :42cmx30cm
コンディション : 経年の日焼け、折れ線にスレ汚れなどがあります。
当店でご紹介しています、ほとんどの商品はアンティークやブロカントの古いものです。目立つダメージはできるだけ写真や文章で説明しておりますが、それ以外にも小さなキズや汚れがある場合があります。日中と夜のライト下での確認作業では、それぞれ見え方が違い、見落としがある場合があります。細かい点について、ご質問がございましたら、1点1点細かく確認いたしますので、お買い物をされる前にお気軽にお問い合わせくださいますよう、お願いいたします。
*本来の色味や素材感がきちんと伝わるように自然光で撮影していますが、お使いのモニターにより実物と少し違うことがある場合があるかも知れません。
*商品は人から人へと渡り継がれてきたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひとつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。