1905年/120年前の美しい冬の挨拶。スミレと水仙のアールヌーヴォー期フランス・アンティークポストカード
14cmx9cm
管理番号G8/13
深い紫のスミレと、雪のように白い水仙。
1905年の年の瀬、フランスで新年の到来と幸福を願って実際に送られた、息をのむほど美しいアンティークポストカード。
まだ裏面に住所しか書くことが許されなかった時代、送り主の「アナイス(Anai's)」は、カード表面の美しいお花の余白に万年筆のインクを走らせました。
「親愛なるフェルナンドへ。あなたを心から愛する者が作った、心からの誠実な願い(祝福)を、この控えめな花たちがお届けします。アナイスより」
左上には「1905年12月27日」という正確な日付が、絵柄と一体になるように美しくレイアウトされています。裏面をめくると、当時のフランスのオレンジ色の切手と、12月29日の消印が残されています。
宛先はドールドーニュ県の街ペリグー(Pe'rigueux)に暮らす「退役大尉」の紳士。
激動の20世紀が幕を開けたばかりの時代、大切な人の幸せを願って海を渡った温かい記憶が、セピア色に育った極上の紙質とともにそのまま残されています。
一期一会の歴史のピースを、ぜひお手元でお楽しみください。
年代: 20世紀初期
状態: 経年による薄いシミや四隅のわずかな傷み、角の丸みなどがあります。アンティーク品特有の風合い(味)をお楽しみください。
当店でご紹介しています、ほとんどの商品はアンティークやブロカントの古いものです。目立つダメージはできるだけ写真や文章で説明しておりますが、それ以外にも小さなキズや汚れがある場合があります。日中と夜のライト下での確認作業では、それぞれ見え方が違い、見落としがある場合があります。細かい点について、ご質問がございましたら、1点1点細かく確認いたしますので、お買い物をされる前にお気軽にお問い合わせくださいますよう、お願いいたします。
*商品は人から人へと渡り継がれてきたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひとつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。