第一次世界大戦中の1915年5月29日のパリから。立体エンボスの窓に綴られた感謝。紫のスミレの花束 フランス・アンティークポストカード
14cmx9cm
管理番号G8/14
ひっそりと、しかし気高く咲き誇る深紫のスミレ(バイオレット)の花束。
第一次世界大戦中の1915年5月29日に、芸術の都パリから送られたエレガントなアンティークポストカード。
このカード最大の魅力は、お花の下にあしらわれた、ぽつんと立体的に浮かび上がる長方形の「エンボス(凹凸)の窓」。
当時の書き手は、この特別な窓の中に、万年筆の美しいインクで「マドモアゼル・セシル(Mademoiselle Ce'cile)」という女性の名前を丁寧に書き込みました。
窓の下には「avec tous les remerciements(心からのすべての感謝を込めて)」という、上品で温かいお礼の言葉と流麗なサインが残されています。
裏面は貴重な白紙(未投函)コンディション。
そのため、表面の美しいエンボス加工の跡が、裏面に施された職人技の陰影としてそのまま綺麗に残っています。
110年以上の時を超えてなお、当時のパリの洗練された美意識と、誰かへのまっすぐな感謝の気持ちを伝える奇跡のような1枚。
小さなフレームに入れてお部屋に飾れば、静かでロマンチックな物語が空間を満たしてくれます。
年代: 20世紀初期
状態: 経年による薄いシミや四隅のわずかな傷み、角の丸みなどがございます。アンティーク品特有の風合い(味)をお楽しみください。
当店でご紹介しています、ほとんどの商品はアンティークやブロカントの古いものです。目立つダメージはできるだけ写真や文章で説明しておりますが、それ以外にも小さなキズや汚れがある場合があります。日中と夜のライト下での確認作業では、それぞれ見え方が違い、見落としがある場合があります。細かい点について、ご質問がございましたら、1点1点細かく確認いたしますので、お買い物をされる前にお気軽にお問い合わせくださいますよう、お願いいたします。
*商品は人から人へと渡り継がれてきたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひとつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。