耳元で囁かれる愛の告白 /フランス・手彩色フォトポストカード「愛の詩とあふれるラブレター」1910年代頃
14cmx9cm
管理番号G60
テーブルに飾られた白い花々の傍らで、愛しい女性の耳元へそっと顔を寄せ、密やかに何かを囁きかける紳士。
1900年代初頭から1910年代頃、パリが最もロマンチックだったベル・エポック期に作られた、美しい手彩色(ハンドカラー)のリアルフォト・ポストカードです。
表面の下部に美しく印刷されているのは、一枚の絵画のようなポートレートに寄り添う、一篇の詩。「耳元で静かに囁かれる告白には、他にはない不思議な甘美さが秘められている。」
モノクロ写真の上から、職人が丁寧にドレスのブルーやチークの赤みを乗せた儚げな色彩が、恋人たちの甘く静かな空間をよりいっそう幻想的に引き立てています。
このカードの持つ最大の魅力は、裏面をめくったときに現れます。
本来、宛名を書くべき右側のスペースさえもすべて埋め尽くすように、カードの全面に万年筆の美しい筆跡でびっしりと情熱的な文章が綴られています。
「私はあなたの分別、そしてご親切を信じています。なぜなら私は、今やあなたが(私の心に)征服されたのだと思っているからです」
表面に印刷された「耳元の告白」というテーマに重ねるように、溢れる想いを止められず、便箋の代わりにこのカードを選んで言葉を紡いだ当時の持ち主。
110年以上前のフランスで繰り広げられた、あまりにもドラマチックな恋のワンシーンが、色褪せたインクの跡から鮮やかに浮かび上がります。
長い歳月が育てたセピア色の紙肌と、当時の人々の熱い胸の内が閉じ込められた、これ以上ないほどノスタルジックなコレクションピース。
ガラスフレームに挟んで両面を愛でたくなるような、映画のワンシーンのように美しい物語を、ぜひお手元で受け継いでみませんか。
状態: アンティーク品特有の風合い(味)をお楽しみください。
当店でご紹介しています、ほとんどの商品はアンティークやブロカントの古いものです。目立つダメージはできるだけ写真や文章で説明しておりますが、それ以外にも小さなキズや汚れがある場合があります。日中と夜のライト下での確認作業では、それぞれ見え方が違い、見落としがある場合があります。細かい点について、ご質問がございましたら、1点1点細かく確認いたしますので、お買い物をされる前にお気軽にお問い合わせくださいますよう、お願いいたします。
*気をつけてみていますが、日中の太陽の光の元と夜の灯りの元では見え方が違い、気づかないダメージの見落としがある場合があるかも知れません。
*本来の色味や素材感がきちんと伝わるように自然光で撮影していますが、お使いのモニターにより実物と少し違うことがある場合があるかも知れません。
*アンティーク&ヴィンテージの商品は長い年月を経てきたものになります。経年の劣化は味わいとして商品の魅力となっています。新品を求められる方はご購入をお控えくださいませ。
*商品は人から人へと渡り継がれてきたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひとつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。