英国 イングランド/ウエッジウッド( WEDGWOOD)カントリーサイド COUNTRY SIDE)デザートプレート「A」
176×176×H10mm
管理番号21049
ウェッジウッドの美しいプレートがアメリカから届きました。
ウェッジウッドですが、エノク・ウエッジウッドがウエッジウッドと合併した直後のものと思われます。
両方の刻印があります。
まるで手描きのようなカントリーサイドの風景に、思わず裏面を見ると、刻印に‘手彫り’とあります。
版画のように手彫りされた銅板転写なのではと思います。
刻印は、ユニコーン窯(Unicorn Pottery)のトレードマークのユノコーンと、1965年に名前が変わったEnoch Wedgwood Ltdがあり、このプレートは新しくなったEnoch Wedgwood Ltdの始まりの頃に製作されたものになります。
季節は夏。英国のカントリーサイドの風景。丘また丘と、英国のカントリーサイドは丘の連なりです。
そんな中に、古城があり、橋がかかる川があると言った風景は、カントリーサイドの中でもフォーカルポイントとなる光景です。
温かみのある手彫りの絵が素敵です。
夏の爽やかな風を感じる1枚です。
こちらはカントリーサイド COUNTRY SIDE)「A」です。
カトラリー跡(画像13枚目)、窯キズ(画像8枚目から12枚目)がありますが、全体的にコンディションは良好です。
エノク・ウエッジウッド(ENOCH WEDGWOOD)の始まりは1834年。タンストール(Tunstall)で活動していたユニコーン窯(Unicorn Pottery)は、Swan Bank Potteryほか2つの窯と合併吸収しながら活動を続けてきたが、1859年にはウェッジウッドの創業者のジョサイア・ウェッジウッドの遠い親戚だったエノク ・ウェッジウッドが事業を引継ぎ、Wedgwood & Coと名前を変えます。1900年にはWedgwood & Co Ltdとなり、Imperial Porcelain、Royal Stone China、Wacol Ware、Wacol Imperial, Royal Tunstallなどで陶器の製造をします。1965年にはWedgwood & Co LtdとPinnox Potteryが合併し、Enoch Wedgwood (Tunstall) Ltd となります。英国の陶器窯はフランスと同じく、吸収されながら成長し今に至っていまが、1980年にはウエッジウッド・グループに吸収されます。
税込み2600円
生産国 : 英国 イングランド
ブランド:ウエッジウッド(WEDGWOOD)
年代 : 1965年頃
陶器シリーズ: COUNTRY SIDE
サイズ : 176×176×H10mm
刻印: MADE IN ENGLAND COUNTRY SIDE WEDGWOOD ENOCH WEDGWOOD他
重さ : 207g
コンディション :カトラリー跡(画像13枚目)、窯キズ(画像8枚目から12枚目)がありますが、全体的にコンデションは良好です。商品はアンティークまたはヴィンテージ品になりますので、ご不明点などがございましたらお問い合わせください。
*本来の色味や素材感がきちんと伝わるように自然光で撮影していますが、お使いのモニターにより実物と少し違うことがある場合があるかも知れま
せん。
*アンティーク&ヴィンテージの商品は長い年月を経てきたものになります。経年の劣化は味わいとして商品の魅力となっています。新品を求められ
る方はご購入をお控えくださいませ。
*キズ、カケ、貫入がある場合、説明文と画像にてご案内していますので、ご承知の上でのご購入をお願いします。商品は人から人へと渡り継がれて
きたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひ
とつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。説明文と画像でご案内していますキズ、カケ、貫入などのコンディシ
ョンがキャンセルや返品の理由にならないことをご理解の上、お買い物をお願いいたします。
*Slow Timeが扱っている商品は時を経たものばかりです。ひとつひとつ職人が手で作り出したものは、釉薬のかけ方や量が微妙に異なったりと、同
じお皿でも個体によって重さや状態が違います。それが手作りの魅力であり、生身の人間が関わっていることを教えてくれます。
<キズとは>カトラリーの跡など、製造後についたものを言います。
<カケとは>チップとも言いますが、主に縁が硬いものに当たって欠けたものを言います。
<黒点とは>窯で焼く時、窯内部にただよう灰などが付着して、そのまま焼かれたものを言います。
<貫入とは>器の表面に施された釉薬(ガラスの層)が、温度変化などでひび割れたような模様ができることを言います。
味わいとして和の器ではわざと貫入を入れるように焼くものもあります。目で見えるものから目に見えない細かいものまで幅広くあり、
陶器の価値を下げるものではなく、アンティークとしては魅力のひとつとなっています。ヒビは表面を手でなぞると引っ掛かりがありま
すが、貫入は釉薬の内部にできるのでなめらかです。
<ヒビ>衝撃によってのヒビや経年の温度変化で薄くはいるものまであります。
<シミ>貫入の中に入っているものを言います。
<窯キズ>焼き上げ時にお皿を金具で持ち上げる際、裏面に3箇所金具跡が残る部分など。
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