フランス/ペクソンヌ(PEXONNE )植物装飾の取手が印象的な白いスーピエール
305×270×H280mm
管理番号D10245
ペクソンヌの真っ白なスーピエール。
フタは保管されてきたようで、貫入はなく表面に輝くつやがあります。
ボトムは貫入があり、貫入内にうっすらシミが現れた味のある姿です。
あまりにもフタが美しいので、同じペア同士かどうか?と疑痛くなるほどです。
刻印はFFとあり、年代は19世紀後期。
フタの中心に植物の葉っぱが広がるようなレリーフがあり、印象的です。
両サイドのハンドルも美しいデザインです。
生産国 : フランス
窯:ペクソンヌ
年代 : 19世紀後期
サイズ : 305×270×H280mm
刻印: PEXONNE FF
重さ :2525g
コンディション :フタの内側に窯キズとカケ(画像11枚目から15枚目)があり、ボトムは外側は真っ白で美しく、内部は貫入とうっすらシミが全体に広がる美しい枯れ具合になっています。側面に古いライン(最後の画像2枚)があります。
当店でご紹介しています、ほとんどの商品はアンティークやブロカントの古いものです。目立つダメージはできるだけ写真や文章で説明しておりますが、それ以外にも小さなキズや汚れがある場合があります。日中と夜のライト下での確認作業では、それぞれ見え方が違い、見落としがある場合があります。細かい点について、ご質問がございましたら、1点1点細かく確認いたしますので、お買い物をされる前にお気軽にお問い合わせくださいますよう、お願いいたします。
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目立つダメージはできるだけ写真や文章で説明しておりますが、それ以外にも小さなキズや汚れがある場合があります。アンティークの風合いや特性として予めご了承くださいませ。
ペクソンヌ(PEXONNE)は、1719年、ペクソンヌにニコラス・フェナルが窯を始めます。近隣諸国との戦争が続いていた時代、金属類の不足から、ルイ14世は銀食器の使用禁止を命じたため、‘銀食器に代わるものをファイアンスで作りなさい’とロレーヌ地方の公爵がペクソンヌ村に窯を作らせたのが始まりです。1836年からニコラスが正式オーナーとなり、ニコラス亡き後は息子と甥たちが引き継ぎ(バックスタンプはFenal frères((F F))大きく成長していきます。ペクソンヌはリュネヴィル、ニダーヴィレー、サンクレモン、バドンヴィレーなど著名な窯がある場所でしたが、それらで活躍していた職人たちがペクソンヌに移ったことで、窯は大いに盛り上がります。そこで、ペクソンヌ フェナル兄弟(PEXONNE FENAL Freres)として成功を収めます。その後甥の一人のテオフィル・フェナルがバドンヴィレーに窯を開いて分窯。新しい手法を展開していくバドンヴィレーに注目が集まるようになり、次第にバドンヴィレーが優勢になっていきペクソンヌ窯は終わりを迎えることになります。
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*アンティーク&ヴィンテージの商品は長い年月を経てきたものになります。経年の劣化は味わいとして商品の魅力となっています。新品を求められる方はご購入をお控えくださいませ。
*商品は人から人へと渡り継がれてきたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひとつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。