フランス/ペクソンヌ(PEXONNE ))植物の蕾の取手のスーピエール
290×245×H270mm
管理番号F42/5
ペクソンヌの真っ白いスーピエール。
気品のあるハンドルデザインとアーティチョークと思われる、
植物のつぼみの取手が素敵です。
年代は19世紀後期。
生産国 : フランス
窯:ペクソンヌ
年代 : 19世紀後期
サイズ : 290×245×H270mm
刻印: PEXONNE F F
重さ :2140g
コンディション :ハンドルとボトム縁取りに経年のスレ感(最後から4枚目の画像)があり、取手のつぼみ先端とフタの側面にカケ(最後から2枚目と3枚目の画像)があります。フタのラインは修理されています(最後の画像)
当店でご紹介しています、ほとんどの商品はアンティークやブロカントの古いものです。目立つダメージはできるだけ写真や文章で説明しておりますが、それ以外にも小さなキズや汚れがある場合があります。日中と夜のライト下での確認作業では、それぞれ見え方が違い、見落としがある場合があります。細かい点について、ご質問がございましたら、1点1点細かく確認いたしますので、お買い物をされる前にお気軽にお問い合わせくださいますよう、お願いいたします。
ペクソンヌ(PEXONNE)は、1719年、ペクソンヌにニコラス・フェナルが窯を始めます。近隣諸国との戦争が続いていた時代、金属類の不足から、ルイ14世は銀食器の使用禁止を命じたため、‘銀食器に代わるものをファイアンスで作りなさい’とロレーヌ地方の公爵がペクソンヌ村に窯を作らせたのが始まりです。1836年からニコラスが正式オーナーとなり、ニコラス亡き後は息子と甥たちが引き継ぎ(バックスタンプはFenal frères((F F))大きく成長していきます。ペクソンヌはリュネヴィル、ニダーヴィレー、サンクレモン、バドンヴィレーなど著名な窯がある場所でしたが、それらで活躍していた職人たちがペクソンヌに移ったことで、窯は大いに盛り上がります。そこで、ペクソンヌ フェナル兄弟(PEXONNE FENAL Freres)として成功を収めます。その後甥の一人のテオフィル・フェナルがバドンヴィレーに窯を開いて分窯。新しい手法を展開していくバドンヴィレーに注目が集まるようになり、次第にバドンヴィレーが優勢になっていきペクソンヌ窯は終わりを迎えることになります。
*当店でご紹介のほとんどの商品はアンティークやブロカントの古いものです。
目立つダメージはできるだけ写真や文章で説明しておりますが、それ以外にも小さなキズや汚れがある場合があります。アンティークの風合いや特性として予めご了承くださいませ。
*ご紹介していますブロカント&アンティーク商品は、食器としてではなく、デコレーション用として輸入が認められていますことをご承知おきくださいませ。
*気をつけてみていますが、日中の太陽の光の元と夜の灯りの元では見え方が違い、気づかないダメージの見落としがある場合があるかも知れません。
*本来の色味や素材感がきちんと伝わるように自然光で撮影していますが、お使いのモニターにより実物と少し違うことがある場合があるかも知れません。
*アンティーク&ヴィンテージの商品は長い年月を経てきたものになります。経年の劣化は味わいとして商品の魅力となっています。新品を求められる方はご購入をお控えくださいませ。
*商品は人から人へと渡り継がれてきたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひとつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。